恵比寿まで行く用事があったので、ちょいと足を伸ばして『山種美術館』に行って来ました。
今回の展示は、表題の通り『Kawaii』をキーワードに、浮世絵から熊谷守一まで、一挙に網羅してしまおう!という、やや強引さもありながらも、中々面白い展示でした。
http://www.yamatane-museum.jp/exh/current.html
拙の好きな若冲や熊谷守一、川端龍子、他の展覧会で見た作品も多かったのですが、いつ見ても感動できますね。
こちらは、若冲の「伏見人形」
やはり人気のようで、ミュージアムSHOPで、この絵を再現した本物の伏見人形が売られていたのですが、売り切れ状態でした。
川端龍子の作品は本当にバラエティに富んでいます。この少女たちのディフォルメも初めて見ました。
週刊新潮の表紙でおなじみの谷内六郎の作品も多数展示・イラストレーションが、こうした展示会にきちんと出展されている事は、大変嬉しいですね。
見終わって、時間に余裕があったので、美術館内のカフェ・エリア「椿」で、今回の展示にちなんだオリジナル和菓子を賞味。
こちらは、熊谷守一の「ほたるぶくろ」にちなんだ「ほたる火」こしあん練り切りでほどよい甘さが、お抹茶とピッタリの味。
上村松園の「折鶴」をモチーフにした「雲鶴」。淡雪羹で、これも上品。コーヒーにもバッチリのお味でした。
このKawaii展。展示替えがあり、2月4日からは、若冲の「樹花鳥獣図屏風」がやって来るそうです。
静岡県立美術館・所蔵のやつですね。拙は、もう何回か拝見しているので、さてどうしようかな・・・?