Benny'sDialy
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Posted on July 25,2019

ショーン・タンの世界展

2006年に移民をテーマにしたグラフィック・ノベル『アライバル』を発表して、衝撃を与えたショーン・タン。
彼の全面的な協力のもとに開催される日本初の大規模な個展の会期終了が迫って来たので、慌てて見に行ってきました。
Shaun Tan_01

http://www.artkarte.art/shauntan/

http://www.shauntan.net/books.html

会場は『ちひろ美術館』ご存じの通り日本を代表する絵本作家の岩崎ちひろさんの個人宅跡に建てられたこじんまりとした居心地の良い美術館です。
ChihiroMuse
今回の展示は、『アライバル』から彼が最初に絵と文を手がけた絵本『ロスト・シング』。さらに最新作までの原画と習作のほか、スケッチ、映像作品、変な生き物をかたどった立体作品も含め約130点の作品を網羅した充実の内容。
Shaun Tan_02 テキストを使わずに緻密にイメージを組み立ててつくり上げた『アライバル』は世界中の人々を驚かせました。もちろん拙も衝撃を受けた一人なのですが、今回、原画を見て、その緻密なトーン描写に改めて感銘を受けました。
Shaun Tan_03
Shaun Tan_04
Shaun Tan_04B
レイアウト・スケッチと原画が展示されていて、タンの創作過程もうかがい知ることができます。
Shaun Tan_05
Shaun Tan_05B
日本漫画のネームにあたるレイアウト・シートは・・細かい!しかし各シーンの構成がキチンと描かれています。
Shaun Tan_06
もちろん出来上がりの原画の濃密なトーンはいうことなし。
Shaun Tan_06B
改めて、このクォリティを保って大作を描きあげたことに感服しました。
Shaun Tan_07
Shaun Tan_09
彼の作業場の複製も展示されています。
Shaun Tan_10
立体作品も何点か展示されていました。
Shaun Tan_08_Erick
ミニブックで人気のエリック↑
Shaun Tan_11_LostThing
アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞したLostThingsもスケッチから映像まで多数展示。
Shaun Tan_12_BubbleFish
油彩も多数展示さており、タンの色々な世界が満喫できます。

今度の日曜日(28日)までの会期ですが、巡演し、9月には京都で見られます。畿内の方はぜひ!
駅併設の美術館ですから、見逃した関東の方も新幹線で行く価値はあるでしょう。

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伊藤あしゅら紅丸 Ashura Benimaru Itoh「Benny's Arcade」