先週末は、以前も拙BLOGで紹介したピーター・バラカンのLIVE MAGICがありました。
二日間にわたり、ピーター氏が選んだ内外のアーティスト達が出演するイベント。
2014年にはじまり3年目になりますが、今年も充実のLIVEが聴けました。
↑NYのサルサ・シーンがそのままやって来たようなJOE BATAANのステージ。
大人数編成のバックは日本人ミュージシャンのサポートですが、本場以上のサウンド。
ニュージーランドからやって来たMIKE GARNER & NEIL BILLINGTON。
BROWNIE McGEE & SUNNY TERRYの再来といった感じのブルーズ・デュオですが
ハープが馬鹿ウマでビックリ!歳を感じさせないパワフルな演奏でございます。
イギリスなのに、ディープサウスなテイストを醸し出していたJACK BROADBENT.
ヒップ・フラスコを使ったスライド奏法が半端なくうまい!この奏法だとワン・ストリング・ブルースのEDDY JONESが有名ですが、彼のモーダルなフレイとは一線を画するロック・ブルース的なアプローチ。スピーディーなフレージングが超絶技巧。
写真でわかる通り、日本で右手を負傷しましたが、そんなダメージを感じさせないプレイを披露してくれました。
ベースとパンディエロ+カホンの二人組=ZABADUO。5弦ベースを駆使したリード・ベースが圧巻。サニーのサポートも務めていました
土曜日のトリは、日本のジャンプ・ブルースのレジェンド=吾妻光良&THE SWINGING BOPPERS!滅多に見られない管が8本入ったフル編成での登場。
抜群のテクニックとトーク&ステージ・ワーク。センスに富んだ日本語のオリジナル歌詞で、観客を鷲掴みにしていました。
日曜には、TRIO+2で小さめのROOMに登場。聴衆との距離が近いせいもあって、トークが更に冴えわたっていました。ギターはミニハムバッカー付きのSGという変わり種。しかし吾妻氏のタッチのせいか、どんなギターを使っても彼の音になっちゃうんですよねぇ。
この日の楽屋でのショット!某楽器屋さんのコレクションのGibson ES250N(チャーリー・クリスチャンPU)を試奏する吾妻氏。ナチュラル・ブロンドでデコステップ・ヘッドがレアな仕様という逸品ですが・・ん~、お高いギターはあまり似合わない??
日曜の大トリは、SONNY LANDRETH。 ビハインド・ザ・スライド奏法にハーモニックス・タッチ!超絶テクで、魔法のサウンドを紡ぎ出してくれました。
拙のTシャツに[素晴らしいデザイン、ありがとう!]と言ってくれました。ヨカッタ!
エフェクター・ボードは曲中でも、盛んにプリセット・チェンジします。楽屋裏に待機するストラト2台。